15 May 2015
七夕と言えば、天の川ですよね。
七夕の伝説、物語の中で天の川が語られることは多くあり、言葉だけでも知っている人というのは多いと思います。
そんな天の川はいったいどんなものなのかかを知っている人は意外と少ないと思います。
天の川は伝説上の存在ではなく、実は意外と身近で科学的な存在となります。
そんな天の川の「見方」を紹介していきます。
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天の川の「見方」ってあるの?
自分達が住んでいる地球は、太陽を中心とした太陽系に属していると言われています。この太陽系というのは、銀河系という銀河(無数の星の集まり)の中に属しているとされており、それが銀河系と呼ばれています。
この銀河系は別名「天の川銀河」と呼ばれています。
天の川というのは、実は自分達がいる銀河系を内側からみている姿なのです。
天の川銀河を中から見ているとしたら、どの方向にも天の川が見られるのではないか・・・疑問をもつ人もいるかもしれませんね。
実は太陽系は天の川銀河の中でも端っこにあるとされています。
その上天の川銀河は中心にブラックホールを軸にして渦巻状になっているとされています。
端っこにあるので、中心に向かって見た再には星の集まり(銀河の内側)を見ることができるのですが、中心方向とは違う方向だと、天の川は見られないことになります。
天の川の伝説で七夕の時に一年に一度だけ 織姫と彦星が出会えるというものがあります。
天の川は銀河としての大きさが約10万光年あるとされています。
10万光年がどれだけすごいかと言うと、1光年は約9兆4800億年とされています。
途方もない大きさですね。
織姫と彦星はこの天の川を越えて一年に一度だけ会っていることになりますね。
どんなに離れていても、お互いを想いあっているということでしょうか。
科学的に見てもとてもロマンチックですね。
天の川の見方でいつの時期が良いの?
実は天の川は一年中見ることができます。ですが一番良く見える時期が、夏の時期となります。(天の川自体は8月のほうが見えやす傾向があり、8月中旬がベストと言われています)
ただし、残念なことに現代の日本で天の川が見られる地域というのは非常に限られています。
日本の場合、南に行けば行くほど、天の川が見られる可能性が高まりますが、それに加えて、人工的な光がない場所、月明かりのみで照らされているような場所を探す必要があります。
現代であると獣道や、人通りがとても少ない山奥などが該当するでしょうね。
残念ながら天の川は気軽に見られるものではありませんが、苦労するからこそその美しさが際立つこともあるかもしれません。
※関東関西では比較的見られるスポットが多いです。一度調べてみるのも良いかもしれませんね。
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天の川の見方で最も適している位置は?
天の川の見方で大切なのは、時期のところで紹介したように「人工的な明るさがない」場所です。
でも一体どこが良いの・・・と思ってしまう人もいるかもしれませんね。
気軽に行ける場所としては「キャンプ場」が良いと思います。
キャンプ場は自然に囲まれていることも多く、人工的な光が最小限になっていることが多いです。
できれば都心部から離れているキャンプ場のほうが良いでしょう。
日本できれいな星が見られる場所として有名なのが、長野県にある阿智村です。温泉やスキーで有名な場所であり、星好きの人にとっては一度は足を運んでみたい場所になっています。
天の川もとてもキレイに見えると好評です。
今年天の川を「絶対見たい」という人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
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