五山送り火の大文字焼きが見れる場所と点火時間。なぜ大の字で送り火?

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お盆、お盆と世間はいいますが、現代の若い世代は、「お盆って何?」と関心があまりない様子です。

ただ、学校や会社からお盆休みを貰えることは知ってる。

だからお盆はラッキーDAY、なんて彼らは思っていたり。

古くからこの風習を嗜んできたお爺ちゃん、お婆ちゃんにとっては、ほんのちょっぴり寂しい気分かもしれません。

お盆休みだ、と言って墓参りにも行かないで、家でごろごろしている孫の姿を見て、

「まったく最近の若者たちは……」

と言っては見るものの、悲しいかな、孫や子どもに

「お盆って何?」

と説明を求められたら、言葉に詰まってしまう。

そもそもあの有名な送り火についてだって、由来は知っていても起源を知っている人は少ないんじゃないでしょうか?

空に浮かぶ大文字焼きって、なんなの?

そもそもなんで「大」の字なの!?

……よく考えたら、べつに「大」じゃなくてもいいわけですよね笑


さて、話は変わって、全国には「大文字焼き」という言葉を知る人はどのくらいいるでしょうか。

もちろん、乳幼児は除いてくださいねー。

正解は、総人口の9割りくらいが知ってるのではないでしょうか(だいたいは)。

そして、たいていの旅行者がイメージするのは京都の大文字。

大文字って言っても、べつに京都だけで行われているのではなく、お隣の県である奈良県でだって送り火が灯されてるわけです。

しかし、旅行の全国おすすめスポットだとか観光の資料だとかでも、
大文字といえば京都のイメージが強い。

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五山の送り火「大文字」を見れる場所は?

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その有名な大文字、旅行者の人は

「一度は見てみたい!」

と思って京都の旅行を考えていると思います。

そういう旅行者の方が先ず注意すべきなのは、宿を予約しそこねないようにすること!

なにせ組み木を燃やすので、たった1日しか鑑賞できるチャンスはありません。

幸いなことに、点火日時は例年同じで、ころころ変わったりしませんから、今からでも宿の予約ができると思います(当日雨天の場合を除いて)。

肝心な点火開始時間は、8月16日の午後8時からとなっています。


場所は、出町柳の三角州周辺、鴨川の堤防沿い、京都御苑、吉田山がおすすめ。

鴨川は有名ですし、涼しくていいと思います。

さて、これまでは有名な五山の大文字の紹介でした。

五山の「大文字」と書きましたが、実は「大文字」というのはお盆の「送り火」の1つで、他にも種類がたくさんあるんです。

五山の送り火の色々な種類と、点火時間


五山の送り火は、

・大文字(20:00~)

・「妙法」の字(20:05~)

・舟形(20:10~)

・左大文字(20:15~)

・鳥居型(20:20~)



の順に燃やされていきます。

先ほど紹介をした大文字はトップバッター。

これは5分間経つと、次の形に変えていきます。


これらの送り火は、一つの山で点火されるというわけではなく、それぞれ焼く山を変えて送り火を浮かび上がらせています。

当然、おすすめ鑑賞スポット も変わってきますから、注意です。

・大文字(出町柳の三角州周辺、鴨川の堤防沿い、京都御苑、吉田山)

・「妙法」の字(「妙」はノートルダム女学院付近、宝ヶ池教習所、「法」は高野川堤防沿い、松ヶ崎大黒天交差点付近)

・舟形(北山通、御薗橋)

・左大文字(西大路通、平野神社、わら天神)

・鳥居型(松尾橋、渡月橋、広沢の池)



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送り火はなぜ大の字?


送り火で一番有名な「大の字」まず、大の字。これって、まんま、先祖の霊を表しています。

大の字で表された先祖の霊は、お経(妙法)を唱えながら、船で三途の川を渡って、再び姿を見せる(左大文字)。

最後は鳥居をくぐってあの世に帰っていく。

こうしてみると、送り火の印象ってだいぶ変わりませんか?

とにかくも、見たい送り火の種類と観賞スポットをしっかり確認してくださいね。

なぜお盆に送り火をするのか?


さてさて、根本的な知識として、「お盆」とは何なのでしょうか?

実はこれ、なんと、正式名称ではないんですよね。

正式には「盂蘭盆会」。うらぼんえ、と読みます。

盂蘭盆会は先祖の霊を迎え、供養するという仏事のことです。

お盆の期間中にはあの世からご先祖様の例が降りてきて、私たちがそれを迎えます。

なので、お盆の時期にはお坊さんを呼んでお経を読んだり、お供え物をしたりするわけです。

ご先祖様を供養してるんですね。

でも、お盆の期間が過ぎれば、ご先祖様には帰ってもらわないと行けません。

送り火は、その儀式だということです。

送り火を焚いて、「どうぞあの世に帰ってくださいな」と先祖の霊をあの世に戻すんですよね。

でもなぜわざわざを使うのか?

迎え火にもあるように、先祖の霊が道に迷わないように、だと言われています。

灯台をイメージしたらわかりやすいかもしれませんね。

船が道に迷った時も、私達は灯台の明かりを探しますよね。

ご先祖様の霊魂も同じです。

お盆には送り火が焚かれるわけですが、有名な大文字もその一種である、というわけです。

大文字焼きというのは、夏のイベントでもありますが、立派な宗教行事です。

まじめまじめ、大真面目です。

決して楽しい気持ちで山を燃やしているわけではありませんよー。


また、なんで大の字なんだ! と不思議に思いますが、理由はすごく単純でした。

大の字というのは、送り火を人の形になぞっているんですね。


ちなみに、点火される組み木は、単純にそこらへんに生えている木、というわけではありません。

まあ、昔ながらに使われている手法を使って、毎回決まった木材も使っており、例えば五山では松割りと、呪いの書かれた札が燃やされています。

まとめ


お盆と言えばすっかり大文字が代名詞になりつつありますが、実は真面目な行事で、古くから続いてきた風習だったのです。


旅行に来るときにはぜひ目にして欲しいと思いますし、
文字だけではなく、他の送り火も鑑賞して欲しいです!

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