海水浴のクラゲで危険な種類!もし刺されたら?発生時期は?

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海開きの日が近づいてまいりました。

海開きがあると、もういよいよ夏休みだ、という感じがします。

小学校や幼稚園のお子さんを持つお母さん、お父さんは、お子さんがずっとお家にいるのは

「少し大変かも……」

と密かに考え中でしょうか笑

でも、お子さんにとって、夏休みは待ちに待ったイベントです!

少なくとも私はそうでした。

母や父に色々なところに連れて行ってもらったり、帰省でおばあちゃんの家に行ったりだとか、ゲームをしたりだとか。

うちでは毎年海に行くのが習慣で、よく近畿圏の海水浴場に車で連れて行ってもらっていました。

中でも海水浴が一番の思い出でした。

そりゃあ、せっかく海開きしたんだから、一度くらいは行きたいものです。

和歌山県には白良浜というきれいな海水浴場があって、お気に入りでした。

それはさておき。

いざ海水浴に行くとなると準備が大変です。

特に、有害な生き物の対策の準備。

中でもクラゲが一番怖い。

海はプールとは違って、常に監視の目があるわけではありません。

当然、危険な生き物がたくさんいます。

でも、そうとは知らずに、お子さんがクラゲを触ってしまうと、刺されて大変なことになる……。

そういう時にこそ事前に情報を知っておくのが大事なんです。

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海水浴場に現れるクラゲの種類。危険なものは?

最初にうんちくです。

クラゲというのは、実は生き物の名前ではなく、グループの総称です。

私達が普段クラゲと読んでいる生き物は、刺胞動物門の生き物。

生物学で一般的に使われるクラゲは、この分類の生き物に加えて、有櫛動物門の生き物を含んだ、浮遊生活を送る無脊椎動物の総称です。

ナンノコッチャ……と思ったかもしれません。

まあ、動物の分類なんて、日常生活では使いません。

でも、この「刺胞」という名前は知っておいても損はないかもしれません。

刺胞とは、針のようなものだと思ってください。

針「刺胞」を持つクラゲが、海水浴場で刺してくるクラゲです。

ということで、私達は刺胞を持つクラゲを知っておけばいいのです。

逆に、大した針を持たないクラゲは、そんなに怖がる必要はありません。

刺胞については詳しくは後でおはなししましょう。

まずは、一般的に海水浴場でよく見られるクラゲを紹介します。

・ミズクラゲ

・アンドンクラゲ

・カツオノエボシ

・アカクラゲ

アンドンクラゲ、アカクラゲ意外は馴染みのある名前でしょう。

まずミズクラゲ。


ミズクラゲ(毒性なし)

ミズクラゲ

水族館で人気のクラゲ。

傘の部分に見えている模様が特徴。これ、生殖腺なんです!

ミズクラゲも刺胞を持っていて、刺してくるクラゲ。

しかし、毒性は強くありません。
刺されても痛みを感じる程度。

皮膚が丈夫な人なら、感じる痛みも少しだけだと言います。

ミズクラゲによる直接的な死亡事故は、ないと言ってもいいでしょう。


アンドンクラゲ(やや危険)

アンドンクラゲ
出典元:http://homepage2.nifty.com/taji-2/kurage/hansyokujiki.htm

行灯と似た形をしたクラゲ、だからこの名前です。

太平洋側の海水浴場に出没するので、特に注意が必要です。

毒性が強く、刺されると電気ショックのような刺激を感じます。
「電気クラゲ」とも呼ばれたりしています。

傷はミミズ腫れになって赤く腫れます。

体が透明なため、海の中では見つけにくく、
気がついたら刺されてしまうということもあります。

カツオノエボシ(非常に危険)

2006-12-03-Melbourne FL USA-manowar
あまり見かけることのない変わったクラゲですが、非常に危険です。

外見や色が綺麗なので、浜で打ち上げられているのを見ても、お子さんが触らないように注意してあげてください。

刺された直後には激痛がはしり、傷口は腫れ水ぶくれになります。

傷は時間が経つと化膿して、跡が残ります。

また、アレルギー反応でアナフェラキシーショックを起こし、死亡してしまう危険性もあります。

アカクラゲ(非常に危険)

Acuario en Xcaret3
直径20cmほどで、赤茶色い傘に模様があります。

かなり強力な毒を持っていて、
刺されると呼吸困難になる可能性があるといいます。

傘に対して触手が長いので、傘だけを見てたら刺されてしまった、ということもありえます。

海で見かけたらすぐに岸へあがるようにしましょう。

クラゲに刺された時の対処法とNG行為


では、万が一、お子さんがクラゲに刺されてしまった場合は?

パニックにならず岸へ上がる


海の中で刺された場合は、まず、パニックにならないことが大切です。

クラゲに刺された時の死因の一部が、溺死です。

これってどういうことかと言いますと、クラゲに刺された痛みで驚いた人たちが、パニックになってそのまま溺れてしまったんです。

そうならないためにも、お子さんが泳ぐときには監視しておく。

海って何が起こるかわかりませんから。

異変を感じたら、すぐに岸へ引っ張るようにしてください。

応急処置も海の中ではできませんからね。

岸に引き上げた後は、刺された部分を確認しましょう。

傷口を素手で触らない

傷口を素手で触ってはいけません。

クラゲの触手が残っているかもしれないからです。

多くの人が知りませんが、クラゲの触手は、クラゲから切り離された状態でも、針を刺してきます。

針「刺胞」というのは、カプセルに入った小さい針です。

大きさは細胞程度。注射針の大きさではありません。
もっと小さいのです。

痛みを感じるのは、ほとんどが毒による成分が原因。

刺胞は射出装置のようなものに格納されていて、少し衝撃を与えれば発射されるようになっています。

ですから、クラゲの意志とも関係なく、触手だけの姿であろうが、刺胞の格納されている細胞を触ってしまえば、針が発射されてしまうんです。

もし刺された後の傷口に触手がついていた場合、素手で触ったらいけないというのは、このことが理由。

傷口を水で洗い流さない

同じ理由で、傷口を水で洗い流しても行けません。

水に流された触手が、皮膚の上を転がり回ったらどうなるか想像がつきますよね?

ピンセット等で触手を取り除く

最も適切な処置としては、ピンセット等で触手を取り除くことです。

なければゴム手袋、ビニール袋などを使いましょう。

海水で毒を洗い流す

触手を取り除いた後に、毒を流すために海水で洗い流します。

真水は刺胞の毒を余計に強めてしまうので、水道水などは避けましょう。

最後は病院で診てもらいましょう

この後の処置ですが、基本的には病院による治療をおすすめします。

まず、一般的に良いと言われている酢ですが、これは、アンドンクラゲのみに有効だと言われています。

しかし、そのアンドンクラゲに対しても、必ずしも有効だとは立証されていません。

軽い症状なら、市販の消毒薬を使用しても構いません。

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クラゲの発生時期。7月だって油断しちゃダメ


クラゲは、幼少期に、ポリプという「子ども」の状態で過ごします。

海の温度が暖かくなってくると、ポリプが成長して、大人のクラゲに変わります。

ちょうどこの時期に、クラゲによる被害が増えるというメカニズムです。

では、クラゲの発生時期がいつかといいますと、

「お盆の時期~10月くらいまで」

と例年では言われていました。

7月でも海はあったかいんじゃないの?

と疑問に思うかもしれませんが、これは、水の温まり方は空気の温まり方と違うという理由からです。

海はちょうどお盆の時期に暖かさのピークが到来して、そのまま10月くらいまではぬくいまま、というサイクルがあるのです。

ですが、最近、地球温暖化という言葉を耳にしますよね?

その名の通り、海も影響を受けまして、温暖化している傾向にあります。

ということ場合によっては、クラゲの出現時期はお盆より早まっている、という可能性も考えられます。

ですから、7月だからと言って安心せずに、海水浴の際には気をつけてくださいね。

まだ今は、8月の方がクラゲは多い気もしますけど。

まとめ

クラゲに刺された時にはパニックにならないこと。

毒は、市販薬や酢ではごまかしが効きません。

もし症状が重ければすぐに救急車を呼んでください。

クラゲネットも過信しないように気をつけてください。

海水浴場によってはネットがない場所もあります。

あまり深いところに行かないことも大切かと思います。

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